2016年05月15日

8年を経て…

    久留里のホオ
       咲いています



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久留里での森づくりがスタートした2008年、
初めて地拵えをした時には、まだ何も生えて
なかった斜面の自然に生えたホオ。あれから
8年が経ち、木の高さは10mほどに。今年、
ようやく、その枝の先に花が咲きました。



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成長すると高さが30m近くになる木です。
目の前でその花を見ることは少ないですが、
これはまだ若い木なので、手が届く高さに、
いくつか咲いています。この写真の花は、
開いた状態の大きさが20p弱。



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花に顔をうずめて、まともに匂いを嗅ぐと
どうかなっちゃうくらい、濃厚な香り…。
木の下に入って、降って来る香りを楽しむ
くらいがちょうどいいような感じもします。
ホオの苗の掘り上げをしているときに香る
根っこの香りとは、またちょっと違うもの。



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すでに、花びらが散ってしまい、めしべが
大きくなり始めたものもあります。秋には
種が落ちるでしょうから、これも拾って、
蒔いて、苗にして。。。



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秋にはこんな感じ!? これは北海道・知床で拾ったホオの種。


みんなで植えたホオの苗に花が咲くのも
もうすぐでしょうか。






posted by ドングリッチ at 23:02| 東京 ☀| 千葉 久留里の森 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

赤いネッシー

  房総に自生する最後の !?
    トチの木 2本。



桜の開花を指折り数える3月の中頃、
ちらちらと雪が舞う千葉県君津市。
とある神社の境内で、季節外れの
種拾いをしました。



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拾った時、すでに発根している種も。


実はこのトチの木、房総半島に自生する
最後の2本である可能性が高い貴重な木。
山の平均標高が全国で一番低い千葉県、
トチの木がたくさん生えているイメージは
ありませんが、君津市内の弥生時代の
遺跡からはトチの実が出土しており、
その時代にはトチもたくさん生え、
食されていた…ようなのです。

この話を聞いたのは、2月下旬、久留里の
現場で作業をしている時、偶然に出会った、
地元の植物博士「Kさん」から。トチの
お話し以外にも、房総半島にはもともと
無かったマテバシイの照葉樹林は、燃料を
得るため、戦中に学生たちが動員されて
植えた「戦争遺産」であること、増えた
イノシシが鳥の卵やヒナ、ヘビなども
食べてしまい、小動物も減っていること…
などなど。幹巻き作業そっちのけで、
Kさんのお話を聞いてしまいました。


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握りこぶし1つ分の間隔をとって次の種。


Kさんに教えて頂いたトチの木は、すぐに
見つかりました。胸高直径で約1mほど。
大きな木ですが、老木という印象は無く、
落ちている種の数からしても、まだまだ
たくさんの実をつける成木といった感じ。
お堂の近くに2本ならんで立っています。
そのまわりには実生苗もたくさん。

この日、拾えた量は、殻付きの状態で
ちょうどバケツ1杯ほど。もし、秋に
拾いに来ていれば、もっとたくさんの
種が拾えたでしょう。正月のお掃除で?
燃やされた実もたくさんありました。

そうして拾った房総トチの種、月1回の
みんなの作業日に蒔こうと思っていたの
ですが、拾って一週間後には、ほとんどの
種が発根! あわてて、平日の作業に
参加して下さった皆さんと蒔きました。

早いものは、蒔いてから1週間ちょっとで
発芽。かなり時間差がありましたが、4月の
中頃には、ひととおり出そろい、幾度かの
春の嵐をこらえて、今は鮮やかな緑の葉を
大きく広げています。



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4月29日撮影。発芽してすぐの姿はまるでネッシー!?
赤いネッシーの写真はいずれあらためて。

3〜4年で人の背丈を超える大苗になると
思いますので、久留里に持って行きたいと
思います。そうすれば、房総自生のトチも
残るでしょう。

このも拾いに行こうかな。。。



posted by ドングリッチ at 22:13| 東京 ☀| 千葉 久留里の森 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする