2019年06月07日

6月の作業予定

関東は6月7日、梅雨入りしたようですね。
梅雨らしくシトシト…というより、結構な
ザーザー降り。大きな被害が出ないことを
祈るばかりです。

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今月の作業予定は以下のとおりです。



6月9日(日)どんぐり畑の草むしり
・草むしり、草むしり。ヤブガラシや
 カナムグラなどのツルを早めに退治
 しましょう。
・9:00〜15:00。雨天中止。



6月23日(日)久留里の下刈り
・山の下刈りも本格化。刈払機で林道、
 作業道の下刈り。手鎌での下刈りは
 大苗に絡みつくフジやアケビの蔓を
 切りながら。必要に応じてシカ害
 対策の幹巻きテープの付け直しも。
・新宿駅西口8:00発。現地集合9:30頃。
・梅雨に入っているため、基本的には
 「雨天決行」です。荒天の場合は
 中止にしますので、参加希望の方は、
 必ずご連絡ください。中止の場合は、
 こちらから連絡します。



6月&7月の平日作業・どんぐり畑
・6月21日(金)9:30〜12:30
・6月29日(土)9:30〜12:30
・7月5日(金)9:30〜12:30
平日作業は「雨天中止」です。



まだ体が蒸し暑さに慣れていない時期
ですから、畑も山も、作業の際は、
各自でも休憩を挟みながら、無理せず
行いましょう。飲み物、虫除け、
着替えなど、暑さ対策を忘れずに。



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蚊も出てきました。虫除けもお持ちください。
posted by ドングリッチ at 16:18| 東京 ☔| 活動予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月04日

ヘビについて

梅雨入りも差し迫り、だんだんと蒸し暑い日が
多くなってきました。これから畑も山も草むしり
シーズンに入りますが、現場で遭遇することが
多くなるヘビについて、昨年の秋、スタッフが
参加した「マムシ・ヤマカガシ対策」研修を
もとに、かいつまんでお伝えしようと思います。

その研修は…群馬県太田市にある「ジャパン
スネークセンター」の(財)日本蛇族学術
研究所で行われた研修です。



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アオダイショウ(どんぐり畑)


三鷹市(東京)にある苗畑では、アオダイショウ、
シマヘビ、ヒバカリを見かけます。この3種類は
毒を持たないので、サイズが小〜中のヘビの時は
捕まえて、子供たちと観察してます。おとなしい
アオダイショウと比較して、ヒバカリは30pほど
と小さくて可愛いのですが、性格はかなり強気で
大きく口を開けて、噛み付いてこようとします。



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シマヘビ(どんぐり畑)


先月の畑作業でも、アオダイショウとシマヘビが
ニョロニョロと出てきました。畑にはヘビのエサ
となるトカゲやカナヘビなども多く、雑木林や
野川公園なども近いのでヘビには棲みやすい環境
なのでしょう。



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ヤマカガシ(千葉県勝浦市)


さて、問題は毒を持つタイプのヘビ。まず、
ヤマカガシ。三鷹市の苗畑であまり見かけません。
久留里の斜面で、たまに見かけます。ヤマカガシ
の毒は、口の奥にある歯の根元付近から出てくる
ため、ガブッと大口を開けて噛まれない限り、
毒が体に入ることは少ないようです。

ただし、万が一、ヤマカガシに噛まれた場合は、
血清の手配が困難で、治療が後手になるため危険。
また、後頭部・首のあたりには毒を貯めた袋があり、
叩いたりすると破裂して飛び散ることがあるので、
注意が必要です。


そして、実際には一番問題なマムシ。日本でヘビに
噛まれて亡くなる方は年間10人ほどですが、その
ほとんどがマムシによるもので、被害者は65歳以上。



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マムシ(水上)


マムシは他のヘビと比べ、あまり逃げてくれません。
アオダイショウやヤマカガシなどは、少し近づく
だけで逃げていきますが、マムシは結構、じーっと
したまま、こちらを伺っているような感じ。肌色も
落ち葉や土の色と近いため、気づきにくいです。
久留里では数年に1回見かける程度ですが、いつも
切り株の中や側でじっとしています。幹巻きテープ
を付け替える時など、草の中に手を突っ込む時は
できるだけ確認してから作業した方がいいですね。

マムシに噛まれた瞬間の痛みは、虫刺され程度…の
こともあるそうです。肌をチッとかすめるように、
歯があたり、その瞬間にわずかに毒が肌に入る…。
マンガで描いたように、ガブッと噛み付いたまま、
というのはあまりないそうです。

噛まれた跡は、赤い小さな点が1つか2つ残ります。
(ヤマカガシは赤い点が列状に並びます。)そして
噛まれた箇所と周りが腫れてきたら、まずマムシ。
至急、手当が必要です。山で噛まれ、都内に戻って
きてから、痛みと腫れが気になって病院に行った
ものの、経験値の少ない都心の病院では、原因の
確定とその後の対応が遅れる…というのが、最悪の
パターンと思われます。もし、咬まれた可能性が
ある場合は、すぐスタッフに教えてください。



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マムシ(久留里)


幹巻き作業の際には、必ず手袋をしましょう。
マムシの牙の長さは5ミリほどなので、布が一枚
あるかないかでも、大きく変わります。万が一、
噛まれた場合、それがマムシなのか、確認すること
ができればいいのですが、二回噛まれてしまうと
重症化する可能性が格段に高くなるそうなので、
まずは距離を取ることが大事です。

マムシは跳びかかってくる…と言われたりしますが、
そんなことはないそうです。ジャンプはしません。
勢いよく体を伸ばす程度なので、どうしても、
邪魔な時は、長い棒を使ってヒョイと遠くにやれば
済みます。無意味に殺す必要もないでしょう。

どのヘビも地域によって色や模様が違ったり、
「黒化型」という全身真っ黒でパッと見では区別が
つかないタイプもいるそうです。おとなしい…と
言っても、個体によって性格も変わります。なので、
やはり基本的には、ヘビさんにはどいていただく…
のがベストと言えるでしょう。



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アオダイショウ(どんぐり畑)


ちなみに…今回、スタッフが参加した研修では、
ヘビの生態や、咬まれた時の対処法などを知る
座学のほか、生きたマムシの口を開けて、牙の
位置、そこから黄色い毒液が出てくる様子なども
観察しました。生きたマムシを使って、トングで
掴んで移動させる練習?も。

ジャパンスネークセンターは、海外の大きな
ヘビも展示しているヘビの動物園みたいな施設
です。研修に参加しなくても、ハブの採毒作業を
見学できたり、ヘビを抱っこしたりもできます。
これから夏に向けて、近くにある群馬県立の
「ぐんま昆虫の森」とあわせて、ご家族で遊びに
行ってみるのもオススメです。




posted by ドングリッチ at 17:36| 東京 ☀| 活動予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする