久々の群馬県「霧積の森」。苗の様子確認と下草刈りをしてきました。
2年前の春に植えた苗のほとんどは、今年も元気に葉を広げています!
まだ幹は細く、何となく頼りないものの、シカなどによる獣害もなく、
支柱もしていたため、確実に上へ上へと伸びています。ところが、
秋に植えた苗の活着率は芳しくなく…(悲)、来年の春 (?) 植え直し
しないといけないようです。
気がかりなのは、苗木の生長だけではありません。苗を囲むいろんな
種類の下草や灌木も、より湿潤な梅雨を前にして、いまが育ち盛り。
うかうかしているとあっという間に苗を覆ってしまいます。特にここは、
トゲトゲが痛いキイチゴが多く生えているため、今後、作業する上でも、
凶暴化する前に、さっぱりと刈り上げておきたいところ…。
すでに、一部のキイチゴは凶暴化。直径が4センチ近くになった幹は
堅く、長い大鎌をもってしても、広がった枝が邪魔をして、なかなか
近寄れません。それでも、作業道と苗の周りを中心に着実に刈り進み、
予定よりも早く作業は終了。平坦な場所には、刈払い機が4台入って
仕上げの草刈りを行いました。
作業後の斜面には、ニョキニョキとミズナラ、コナラ、クヌギなどの
苗が立ち並んで見え、ちょっとずつ森が「育ってるな」と森づくりの
過程で感じるささやかな充実感を味わいつつ、帰路につきました。
作業後半、雨に降られてしまいましたが、参加されたみなさん、
お疲れさまでした。