頂上付近での大苗植樹。ピンクのリボンも忘れずに。
例年なら山での植付けに奔走している3月後半、
今年は、ほとんど身動きが取れず、ひと足遅れての
植樹シーズンとなりました。参加者も例年より
ちょっと(かなり?)少なめの20名弱でした。
久留里の斜面は掘りやすい。深植え気味に。
4月後半〜5月半ばとなると、苗も冬眠から目を覚まし、
根も葉も広げ始めています。常連のボランティアさん
を中心とした参加者のみなさんは、できるだけ丁寧に
かつテンポ良く、数年間育てた苗を斜面に植えました。
久留里の里を見下ろす苗木。雨風に負けるな。
今回、植樹した苗は、コナラ、クヌギ、クリのほか、
ケヤキやカツラなどの落葉広葉樹。頂上付近には、
久留里の里から見えるよう、ヤマザクラを多めに
植えました。春はヤマザクラ、秋は紅葉…と、地元の
方にも永く愛してもらえる森になればいいですね。
クロモジは満開。
また、ドングリの会の鳥博士R君が、現場でサシバの
ペアを確認。動物たちにも嬉しい森になってくれる
ことを願っています。ただ、昨年あたりから、ここ
久留里でもシカによる植付け苗の幹剥ぎが目立ち
始めました。特にヤマザクラが折られています。
このままエスカレートするようなら対策が必要です。
草刈り?いえ、今シーズン最後の植付けです。。。
6月に入ると、いよいよ?下刈りの季節となります。
植付けが済んでいる斜面とまだの斜面、笹ばかりの
斜面、タラノキやカラスサンショウで痛い斜面、
クズがはびこる厄介な斜面…と場所によりいろいろ。
それでも、森が独り立ちする日まで、みんなで
コツコツと育てあげましょう!
お昼休みに野イチゴ摘み。甘くておいしい!そろそろクワの実も。