2013年07月25日

草むしりといふもの。

夏も本番、草むしりも本番。

DSC07521.JPG
1年生のコナラやトチの苗はすぐに草に埋もれてしまいます。

人の背丈を超えている大きな苗はともかく、
ひざ下ほどの小さな苗は、あっという間に
草の海の底に沈んでしまうこの季節。。。
片っ端から、全部の草を抜いてしまいたい…
ところですが、結構、アタマを使う草むしり。

たかが草むしり、されど草むしり。

あえて草を抜かない畝もあったり…、
苗と同じ高さに草の上部を刈りそろえたり…、
抜いた草を苗の根元に敷き詰めたり…。

小さな苗の根は、まだ深く根が張っておらず、
あまりに日照りが続くと葉が枯れてきます。
葉での需要と根からの供給が間に合わない…
といった感じ。なので、あえて草を残して
影を作ることで、葉からの蒸散を抑えよう、
との考えからです。

また、直射日光が強すぎると、せっかく育てて
いる土中の微生物たちが死んでしまう(?)と
思われ、抜いた草で畝をマルチングしています。
マルチングすると秋にかけて、コオロギたちの
巣になりますが、葉物野菜を育てているわけ
ではなく、苗が齧られることもないので、まあ
いいかな、と。そこに時々、米ぬかを少々。
カビない程度に。

ですが、あまり、厚く草を敷き詰めると、軽い
夕立があっても、土まで湿らなかったり…。
また、少し土にお日様を当てて、日光消毒した方が
いいんじゃない…?(冬の畑の「寒ざらし」の
逆バージョンってあるのでしょうか?)という
意見もあったり。ウドン粉病もなかなか減らず、
相変わらず畑でも試行錯誤が続いています。


DSC07304.JPG
左からトチ、コナラ、クリの苗。今シーズン2度目の伸び期。

草むしり中は、蚊はもちろんのこと、蜂も周りを
飛んでますし、毛虫もちらほら。ワルナスのトゲは
痛く、ヤブガラシやカナムグラの蔓とも格闘したり、
何かと気ぜわしいものです。

ところが、ある程度、草をむしるペースが上がって
没頭し始めると、頭の中はちょっと「無」の境地。
指先が苗と草を自動で判別し、2本の腕が苗をよけ、
草を求めて勝手に動いてるような感覚。

ふと、これって、
「もしかして "zone" に入ってたのかな…?」と。

ハイ、大げさですね、スミマセン。

草むしりが終わった後の畝。
苗だけが並んでいる様を見ると、ささやかな達成感が
感じられます。そして、毎年、畑の苗の梢に作られる
ウグイスの巣を発見した時は、とても和みます。
その巣の中でフカフカの産毛に包まれているヒナたちを
見ると、それまで、軽〜い戦闘モードのような草むしり
態勢が解除されます。

DSC07422.JPG
今年はブナの苗に作られた巣。5羽ほどがぎゅうぎゅうに。

むしるほど奥が深まる草むしり。

森づくりの過程の中では、地味な作業ですが、
この作業抜きにして森はできません。
ぜひ、みなさんもご参加を。
そして、プチzoneを体験!?



posted by ドングリッチ at 00:00| 東京 ☀| 三鷹 どんぐり畑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする